ここ数日、中国で地震活動が活発化しており、18日から22日までの4日間にかけて、四川、広西、雲南、広東などで10回のマグニチュード4以上の地震が発生した。
これは地球の異常で、大震災の前兆だとインターネット上で噂されていることについて、中国地震台網の専門家は、「この頻繁な地震は大震災の前兆ではないが、短期間で数回の地震が発生したことは確かに珍しい。詳しい原因を確認中で、地震局は各状況に大いに注目し、動向を観察している」と話した。
22日、広東省の河源市東源県錫場鎮でM4.8の地震が発生した。震源の深さは11キロメートルで、河源市の市街地で強い揺れを感じたほか、広東省の多くの地域や隣接する江西、香港でも揺れを感じた。
中国でここ数日、地震活動が活発化している。2月18日21時から22日正午までの4日間で、M4以上の地震が計10回発生し、19日には、四川省の多くの地域で計8回の地震が立て続けに発生した。頻発する地震は市民たちを不安にさせ、一部のネットユーザーは「大震災が発生する前兆ではないか」という疑問を投げかけた。
中国地質大学の地質構造の専門家・万天豊教授は、近ごろ発生している地震はM6以下で破壊的な地震ではなく、地球の正常な活動であり、市民はパニックになる必要はないと強調した。
中国地震台網予報部の蒋海昆副主任は、これらの地震の多くが過去に地震が発生した場所で起きていると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月25日