朝鮮で製作されたラブ・コメディー映画が、3月に米国で公開される。朝鮮の映画が米国で公開されるのは初めて。新華網が伝えた。
「アジア米国メディアセンター」映画祭とマイアミ国際映画祭の公式サイトは27日、朝鮮映画「金同志は空を飛ぶ」を来月、米サンフランシスコで開催される「アジア米国メディアセンター」映画祭で上映すると明らかにした。
このラブ・コメディーは、朝鮮・英国・ベルギー3カ国が合同製作した作品で、監督は朝鮮のキム・グァンフン氏。朝鮮の首都・平壌を舞台に、28歳の女性炭鉱労働者キム・ヨンミが、数々の困難を乗り越え、空中ブランコの曲芸師になる夢をかなえるというストーリーだ。
この映画は昨年9月、カナダ・トロント国際映画祭で初の海外上映が実現したことに続き、韓国プサン国際映画祭でも上映された。
「人民網日本語版」2013年2月28日