中国人にとって、日本人という民族はよく知っているようで、また未知の存在でもある。この海を隔てた島国の民族は、中国との間に切っても切れないつながりを持っている。両国の間には戦争により残されたわだかまりの他に、否定出来ない歴史・文化の無数のつながりが存在する。
星座によって判断するならば、日本人という民族は、やぎ座と乙女座の特徴を程良く融合させたと言える。この古典的かつ現代的な民族は老練かつ慎重なやぎ座の特徴、そして礼儀正しく用心深いおとめ座の特徴を兼ね備えており、実用主義・完璧主義を巧妙に織り交ぜている。
強い意志、勤勉、効率重視、他者に対する警戒、大きな野心、着実な姿勢は、やぎ座の一面だ。周知の通り、日本は仕事熱心な人が最も多い国だ。新幹線の中、信号の下、忙しく都市を行き来する人の間に、彼らの姿を目にできる。日本人、そしてこの民族は、勤労により富を得ることができると信じている。争い事を好まない外見の裏側、心の奥深くには、富や社会的地位に対する強い願いがある。
過度な自制心により、日本の自殺率は極端に高くなっている。多くの日本人は生活に対して熱意を持たない。日本人は責任感があり、向上心が強く、家庭の義務を進んで負担する。深刻な暮らしの圧力を受け、彼らは毎日繰り返すようにして「現実」を追い求めているが、精神的には空虚で貧しい生活を送っている。この点から見ると、やぎ座の特徴が最大限に発揮されており、悲劇的だと言わざるをえない。