ミャンマーでは、男女の権利が非常に不平等である。出家・修行の面も男女で異なる。男性は何度も出家と還俗できるが、女性の尼僧には2通りの言い方がある。一つは、還俗は許されず、一生仏灯と共に生きる。もう一つは、一度だけ還俗のチャンスがあるということである。一生尼になるか、還俗すれば二度と仏道に入ることはできない。
どちらにしても、男性と比べて女性の地位は非常に低い。しかし、僧侶が着る赤い僧服より、尼の服装はとても鮮やかだ。ピンクの上着にだいだい色のサロンを合わせ、また肩にかけた赤い布は太陽の下でとても目立つ。
ミャンマーの尼は非常に清貧な生活をし、自分で布施を請うほか、どんな力仕事も自分でやらなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月18日