チベット自治区ラサ市メルド・グンカル県に位置する、中国黄金集団の甲瑪砿区で29日午前6時頃、大規模な地滑りが起き、83人が生き埋めとなった。党中央と国務院は事態を非常に重視。各要員が事故現場に駆けつけ、行方不明者の捜索・救出に全力を上げている。30日午後8時40分頃までに2人の遺体が発見された。
地滑りは長さ3キロ、深さ平均30メートル、体積200万立方メートル以上に達した。現地の状況から見て、二次災害発生の恐れもある。
チベット自治区の格桑次仁(音訳)副主席によると、行方不明者の身元はすでに確認。30日午前10時までに事故現場に要員2000人余り、機械設備224台、生命探知機など計器20台余りを投入している。また、二次災害を防ぐための工事も行った。
「人民網日本語版」2013年3月31日