フォーブス中国語版と宜信財富が共同発表した「中国大衆富裕階層資産白書」によると、中国の「大衆富裕階層」はすでに1026万人に達した。京華時報が伝えた。
フォーブスによると大衆富裕階層とは10万ドルから100万ドルの投資可能な資産を持つ人々を指す。その相当部分は俗に言う「高級ホワイトカラー」だ。
白書によると、中国の大衆富裕階層は2010年の794万人から2012年の1026万人へと、ここ2年で急増した。ここ数年の個人資産の伸びから見て、年内に1202万人に達すると見られる。また、この階層の投資可能資産は1人当たり133万元前後だ。
大衆富裕階層の中心は1960、70年代生まれ。より豊かな階層と比べると移民意欲は低く、76%が移民する考えはないと応えている。だが、子女に外国留学をさせる考えのある人は全体の4分の3にも上る。
「人民網日本語版」2013年3月31日