スペインを訪問中の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は4日、朝鮮に「主導的かつ建設的に」朝鮮半島の永続的な平和と安全を実現させるプロセスに参与してほしいと促し、関係各国の対話により、緊張した情勢を緩和させるよう呼びかけた。
潘基文事務総長は当日マドリードで行われたブリーフィングで次のように述べた。朝鮮半島の情勢は緊張が高まり、情勢に対するいかなる誤った判断も重大な結果をもたらす。朝鮮が方向性を変え、自粛するよう期待している。潘基文はまた、安全と人道主義状況をめぐる報告から、朝鮮の状況は「心配させ、手を焼かせる」と述べた。
潘基文事務総長は、朝鮮半島の平和と安全は地域に多大な影響を与えると述べ、各方面がともに努力し、目下の情勢を冷静に対処し、対話で問題を解決するよう希望していると表明した。
(新華網日本語)2013年4月6日