日本新聞網の報道によると、日本の関係機構は、瀬戸内海を跨ぎ、本州と四国をつなぐ瀬戸大橋でこのほど、金属疲労による亀裂が見つかったことを明らかにした。車両の通行に支障はないという。
瀬戸大橋は1988年に全面開通した世界最長の鉄道道路併用橋で、上は4車線の高速道路、下はJR瀬戸大橋線となっている。本州四国連絡高速道路株式会社によると、車道を支える鋼鉄継ぎ目部分に金属疲労による亀裂があるが、橋を走行する電車と自動車の通行に影響はない。
亀裂は瀬戸大橋の岩黒島橋と櫃石島橋で見つかり、約5ミリ前後。橋の下は鉄道のため補修ができない。本州四国連絡高速道路株式会社は、今回見つかった亀裂は大橋の設計時に予測していなかったもので、今後直ちに修繕を行うと表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月11日