朝鮮は世界で最も情報の把握が難しい国=米国家情報長官

朝鮮は世界で最も情報の把握が難しい国=米国家情報長官。

タグ: 情報,朝鮮,国防情報局,核兵器,弾道ミサイル,スパイ

発信時間: 2013-04-15 15:58:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国防総省傘下の国防情報局は先般発表した報告書で、朝鮮の核兵器の開発は以前よりも危険度が高まっており、弾道ミサイルに搭載可能な核兵器を保有している可能性が高いと分析した。これに対し、ホワイトハウスのカーニー報道官は「朝鮮は核弾頭ミサイルを配備する能力はない」と反論した。

実のところ、朝鮮にその能力があるかどうか、アメリカは現時点では結論を出せないのだ。ジェームズ・クラッパー米国家情報長官は「朝鮮は世界で最も情報の把握が難しい国の一つである。金正恩第1書記が次に何をするのか把握できない」と述べている。

フランスメディアはこの発言に賛同し、「西洋諸国のスパイは朝鮮では手も足も出ない」と指摘した。米中央情報局(CIA)の工作員だったブルース・リーデル氏はかつて、「スパイが朝鮮に潜入することは不可能だ。朝鮮はインターネット環境が整っておらず、携帯もほとんど普及していないため、有力な情報を掴むのが難しい」と話していた。

米国防情報局が朝鮮内部の情報を収集する手段は、衛星などの設備しかなく、到底十分とは言えない。ジョージタウン大学安全研究センターのマクスウェル教授は「衛星や他の手段によって、大量の情報を集めることができても、最も肝心な情報を得ることができない。朝鮮の指導部の策略や最先端の設備を把握することができない」と話す。その上、朝鮮は西洋諸国のスパイをからかうことに長けているという。1999年、アメリカ当局は朝鮮が核施設を建設していると推測し、数々の困難を乗り越え、ようやく朝鮮の許可を取り付け、調査すると、それがただの大きな穴であることが判明した。「我々が見ているのは、朝鮮が我々に見せたいと思っている一面である。彼らは我々が監視していることを知っている」とマクスウェル教授は指摘する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月15日

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