京都大学心理学教授の佐藤幸治氏は、その著書『禅』の中で、座禅がもたらす10の効用を挙げている。座禅は忍耐力を養い、アレルギーなどの病気を治療し、意志力を磨き、思考力を高め、円満な人格を作り、冷静さを維持し、安定した精神を保ち、行動する興味と効率を高め、体調を整え、悟りの境地に達することができる。
現在、毎年多くの外国人が座禅を体験するために日本を訪れている。アップル社を創設したスティーブ・ジョブズ氏も日本の僧侶から座禅を学んでいる。日本の旅行社も座禅体験ツアーを開発している。京都にある春光院では毎日9時から10時40分まで、2回に分けて外国人向けに英語で座禅学習会を開いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月21日