各地の春の耕作をサポートするため、財政部と農業部は2月20日、年間の食糧手当てと農業物資の総合手当てとして、633億元を期限前に支給し、優良種子の手当てや農業機械の購入手当て、土壌の測定、施肥の手当てなどの専門資金123億元を追加した。
財政部によると、今は春の耕作シーズンだが、南の地方は低温や雪、凍結などの災害に見舞われ、耕作にとって厳しい状態になっている。
今年の中央財政の農業支援は、昨年より大幅に増えた。その中でも年間の食糧手当て、農業物資の総合手当て、優良種子手当て、農業機械の購入手当てなど4つの手当ての補助資金は749億9000万元で、昨年より244億元増え48.2%増加した。
そのほかにも災害後の農業生産の回復をサポートし、農産物と副産物の供給を保障するため、財政部は26億元の再建補助金を支給した。その補助金は、被害が深刻な地区や主要な生産地、辺鄙な地域、貧困な地域の農業生産の回復に必要な種子や苗、繁殖用家畜、その他の生産必需品、野菜のビニールハウスなどの施設の修復に重点的に使用される。
また農業インフラ整備の投資も増やしている。国家発展改革委員会によると、今年、中央固定資産の一応の投資規模は1521億元、その中で農業に用いられる投資は、固定資産投資全体の32.9%を占める501億元だ。
そのほかにも国家発展改革委員会は、災害後の牧蓄と養殖の問題に重大な注意を払っている。基準化したブタの飼育地建設では、農業部と研究し、湖南省や湖北省をはじめとする被害が深刻な省に作ることを検討している。
「チャイナネット」2008年2月26日