北京五輪大会まで50日の記念日をひかえ、「2008五輪経済フォーラム」が17日、北京で開催された。「分かち合いと責任――ポスト五輪時代と中国経済」をテーマに、国際オリンピック委員会(IOC)・中国オリンピック委員会・北京オリンピック組織委員会の職員、五輪経済の専門家、五輪スポンサー企業などが共同で、ポスト五輪時代の中国経済について話し合った。中国新聞社が伝えた。
IOCマーケティング委員会のハイベルグ委員長は、「近代五輪への注目は競技場の建設や金メダルの数に集まりがちだ。これらはもちろん注目に値する。だが近代五輪が開催都市に世界的変化をもたらすものだということも見逃してはならない」と述べ、「北京は、五輪大会の準備・開催のプロセスの中で、▽経済的な地位▽都市の風貌▽近代性や文明性▽国際社会への融合程度――など各分野での巨大な変化をすでに実現し、これからも実現していくだろう」との認識を示した。
「人民網日本語版」2008年6月18日 |