上海長距離旅客輸送中央ターミナルは13日、車・船で北京に向かう旅客が乗車券を購入する際の実名制実施を他に先駆けスタートした。「上海証券報」が伝えた。
交通運輸部はこのほど緊急通知を出し、各地方に対し、道路・水路による旅客輸送の安全検査を強化し、車・船を利用する旅客への厳格な検査を実施するよう求めた。鉄道利用客は、乗車券購入時の実名制の対象とはならない。上海長距離旅客輸送中央ターミナルは、今回の実名制を全国で一番先に実施した。旅客が北京行き乗車券を購入する際には、身分証コピーを添えて、「実名制乗車券購入申込書」に記入の上、提出しなければならない。
待合室への入・退室時には、旅客の手荷物はすべて検査を受ける必要がある。手荷物を預ける際にも、荷物は例外なく開封され、検査を受ける。
「人民網日本語版」2008年7月14日 |