8月4日からボランティア120人が北京五輪の天気予報を毎日「裁判」し、その精度を判定する。ボランティアは北京五輪気象サービスセンターが発表する「北京五輪2008国際天気予報モデル計画」の予報結果を毎日インターネットで確認する。これには中国、米国、カナダ、オーストラリア、中国香港などの国や地域の気象当局が発表する、緊急気象警報、降雨予報、暴風データなども含まれる。ボランティアはこうした緊急情報の精度をチェックし、気象観測日誌をつけ、意見や提案をフィードバックする。 北京市気象局の担当者は「120人のボランティアはオリンピック期間中の天気実況観察員、天気予報体験者になる。また、ここから得られる緊急予報の知見は、気象関係者がよりタイムリーで精確なオリンピック気象サービスを提供するために役立ち、気象予報の経済・社会効果の評価も促される」と説明する。 「人民網日本語版」2008年8月5日 |