国務院台湾事務弁公室(国台弁)は17日、台湾と「両岸経済協力枠組協定(ECFA)」について、協議をさらに進めると表明した。
台湾側は、6月に両岸経済協力の枠組みに調印したいと表明しており、これに対し中国国務院は具体的な進捗状況を見ながら、その方向で努力していくという。
国務院の楊毅報道官は、「海峡両岸は兄弟であり、両岸経済協力枠組協定の協議を進める中で、中国は台湾側の要求を十分に考慮して、台湾の中小企業や農民の利益にできるかぎり配慮する」と述べました。また、両岸の市民の直行便を増やしてほしいという要望に対して、「台湾と共に今後検討していきたい」と述べた。
さらに、「いずれ海峡両岸で軍事安全相互信頼メカニズムの構築について話し合うことを支持する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年3月18日