李長春・中共中央政治局常務委員は18日、千玄室大宗匠を団長とする日本の茶道裏千家訪中団の主要メンバーと人民大会堂で面会した。
李常務委員は「文化交流は中日関係の発展や中日友好の促進に重要な役割を発揮している。両国民の心をつなぐ架け橋だ」と述べ、裏千家が長年にわたり中日両国民の友好および中日文化交流、特に茶道文化の交流に尽力してきたことを評価。引き続き努力を重ね、茶文化交流の強化によって、中日の民間・文化交流を推進し、中日の友好関係の不断の発展を促すよう求めた。
千玄室大宗匠は「裏千家は中国各界の有識者との交流を一層強化し、日中友好関係の発展にしかるべき貢献を果たしたいと思っている」と述べた。
裏千家は日本最大の茶道組織で、長年来中国に対して友好的。1979年に初の訪中団を派遣して以来、現在までに100回余りの友好訪問を重ねている。上海万博では日本館で茶道の実演も予定している。
「人民網日本語版」2010年3月19日