3日間にわたって開かれた「海天盛筵――ヨット、ビジネス用航空機と豪華ライフスタイル展」が4日、海南省三亜市で閉幕した。今回は豪華なヨット、ビジネス用航空機と高級車が注目の焦点となっていた。金融危機の影響で、国際経済がまだ完全に回復していないにもかかわらず、中国国内のビジネス用航空機の需要は堅調である。
金鹿航空のCEO張逵氏は、「2007年から2008年にかけて、ビジネス用航空機の需要は30%増え、09年は40%増だった。弊社の飛行時間は4割増加し、今年は6割増える見込みだ」と述べた。金鹿航空は今年下半期、初のエアバス・コーポレート・ジェット(ACJ)を購入する。
エアバスのビジネスと個人航空部のシャゼル副総裁は、「中国はビジネス用航空機の需要が最も速く成長している市場である。すでに大陸で20機のACJを販売した」と述べた。
エアバスの予測によると、中国市場のビジネス用航空機の需要は毎年5機で、2010年、販売が予定されているACJ16機のうちの三分の一は中国市場向けである。
「中国国際放送局 日本語部」2010年4月7日