加吉娘村の日々

タグ: 地震,青海省玉樹

発信時間: 2010-04-30 15:42:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

29日、青海省玉樹州上拉秀郷加吉娘村で、崩壊した自宅から使える家具を運び出す被災者。

 加吉娘村には合計511世帯・1777人の村人がいるが、そのうち229世帯は国家の「三江源」保護戦略と「退牧還草(放牧地を草原に戻す)」政策の実施に対応して牧畜地区から集中的に移転してきた世帯だ。移転は居住空間の変化だけでなく、生活様式や生計を立てるすべの調整も意味する。地震発生以前、こうしたかつての遊牧民は長い時間をかけて徐々に都市化生活に適応しているところだった。地震の発生後、同村の大多数の家屋は完全に倒壊し、村民は深刻な被害を受けた。これらの「生態的移民」たちは既に家畜を持たず、その多くが子供に引き続き優れた教育を受けさせるために同地に留まって生活することを選んでいる。

 「人民網日本語版」2010年4月30日

29日、青海省玉樹州上拉秀郷加吉娘村で、地震で壊れたビニールハウスに衣服を干す男の子。
29日、青海省玉樹州上拉秀郷加吉娘村で、倒壊した自宅の廃墟で電話をかける被災者。
29日、青海省玉樹州上拉秀郷加吉娘村で、臨時のテントの前に立つ被災者。
29日、青海省玉樹州上拉秀郷加吉娘村で、弦が1本しか残っていない楽器を弾きながら歌を歌う男の子。
 

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