ノモンハン戦争(=ハルハ河戦争)は第二次世界大戦時に日本とソ連との間で起きた戦いだ。
戦いは1939年、当時の満州とモンゴルの国境にあるノモンハンで起きた。日本とソ連はそれぞれ「満州国」と「モンゴル」を代表して交戦したが、いずれも相手に正式な宣戦布告をしていない。戦いは関東軍の大敗で終わる。関東軍の惨敗で終わったことで、陸軍省は「ノモンハン戦争は日本陸軍創設以来初の惨敗」と認めざるを得なかった。
両国はその後の第二次世界大戦中ずっと平和状態を維持していたが、1945年8月6日に米軍が広島に原子爆弾を投下後、ソ連は8月8日に日本に宣戦布告し、満州国へ8月の嵐作戦と呼ばれる侵攻を開始した。