日本、資源欠乏に強い憂慮意識 中国の「覚醒剤」に

japanese.china.org.cn  |  2012-01-11

日本、資源欠乏に強い憂慮意識 中国の「覚醒剤」に。中国は徐々に使用済みペットボトルは貴重な再生資源だと意識するようになってきたが、その保護と利用に至ってはまだ国の問題にはなっていない。一方、日本はまったくその反対であり、日本メディアの報道によると、大量の廃ボトルが中国企業に購入・搬送されていることから、貴重な再生資源の流失を防止する目的から、日本政府は廃ボトルの中国への輸出を規制する措置を検討している…

タグ:レアアース 資源 ペットボルト 輸出

発信時間:2012-01-11 15:31:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は徐々に使用済みペットボトルは貴重な再生資源だと意識するようになってきたが、その保護と利用に至ってはまだ国の問題にはなっていない。一方、日本はまったくその反対であり、日本メディアの報道によると、大量の廃ボトルが中国企業に購入・搬送されていることから、貴重な再生資源の流失を防止する目的から、日本政府は廃ボトルの中国への輸出を規制する措置を検討している。

日本の環境省は、ペットボトルは石油を原料に製造、日本にとっては貴重な資源であり、国内市場での流通と再生を確保する必要から、輸出を放任している自治体に対しては、自治体はむろん業界や組織名の公表を含め、「資源再生法」に基づき相応な処罰を行うとしている。日本政府が講じる措置はかなり厳しく、廃ボトル輸出に対する“過剰な対応”は深く考え、かつ目を覚まされるものでもある。

日本は島国であり、資源に乏しく、自然災害が多発している。長期にわたり自然災害とたたかってきた結果、比較的強い民族意識と危機感が培われたからこそ、日本は「憂慮しながら生きる」という状態を持続し、困難や危険に対する備えを怠ることはなく、万端整えてから事を始めるようになったのである。中国が昨年、日本へのレアアース(希土類)輸出を削減する決定をしたことで、日本は中国に過度に依存している現実を直視、そこですぐさま対策を講じ、供給ルートの多元化を模索し始めた。その行動力は極めて迅速、果断、驚くほどの効率を上げた。

レアアースは戦略的な資源、民用、軍用ともに可能であり、中国は多年にわたって米国や中国に輸出してきた。中国のレアアースの埋蔵量は世界全体の53.5%を占める。鄧小平はかつて「中東には石油があるが、中国には希土類がある」と言ったことがある。レアアースの経済・軍事面での戦略的地位のいかんは類推できるだろう。日本は中国から大半を輸入していた。

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