日本のスキー人口が20年で約75%減、北京冬季五輪に復興のチャンスを見る

中国網日本語版  |  2022-01-22

日本のスキー人口が20年で約75%減、北京冬季五輪に復興のチャンスを見る。

タグ:日本のスキー人口 北京冬季五輪

発信時間:2022-01-22 10:10:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本全国のスキー人口は20年連続で減少し、多くのスキー場が経営難に陥っている。北京冬季五輪によって中国のスキー人口が大幅に増えていることを受け、日本のスキー業界も北京冬季五輪のボーナスを得るチャンスを目にしている。

 

 最新データによると、日本のスキー人口は長野冬季五輪が開催された1998年に1800万人のピークに達したが、20年には430万人に激減した。

 

 新華社が長野を取材した際に、業界関係者と政府関係者はいずれも、日本のスキー産業の不景気は主に全国的な少子高齢化のためとの見方を示した。人口以外にも、スポーツとエンタメの多元化もスキー人口を分散させたという。

 

 日本と異なり、中国のスキー産業は2011年より比較的高成長の段階に入った。北京冬季五輪の招致成功により、同産業の発展がハイペースになった。統計によると、14−20年にかけて中国のスキー場の数、スキー場の施設が大幅に増えた。スキー人口は延べ1000万人前後から2000万人以上に拡大し、ほぼ倍増した。

 

 新型コロナウイルスの発生前、中国からの訪日客が年々記録を更新していた。千万人弱の中国人客のうちスキーをするため日本を訪れる人も大幅に増えた。日本の各大型スキー場では、19年の春節連休中に中国のスキーヤーの姿を至る所に見ることができた。日本メディアは、中国人客が「爆買い」「爆走」から「爆滑り」に変わったと伝えた。

 

 長野市長、冬季五輪2大会覇者の荻原健司氏は、北京冬季五輪により中国のウィンタースポーツ産業が発展し、より多くの中国人がスキーを好きになることを願うと述べた。また、北京は日本に近く、北京冬季五輪後に多くの中国人スキーヤーが白馬村を訪れることに期待していると述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月22日

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