カメラマンのクリス・マクラーレン氏はこのほど、エサでサメをおびき寄せ、スリルに満ちたサメの捕食の瞬間をキャッチした。4月6日付けの英紙「デイリー・メール」が伝えた。
報道によると、南アフリカのハウトベイ付近の広大な海域に、多くのサメが捕食のために寄り集まっている。マクラーレン氏もここを訪れ、サメの捕食の瞬間を撮るため、「アザラシ」でサメを誘き寄せた。寄り集まったサメは、自分が世界で一番獰猛な捕食動物であることを証明するかのように、何度も3フィートほど飛び上がり、全身の力を振り絞って猛スピードでえさをキャッチし、シャープな歯をむき出しにした。この一連の動作で、サメは人々が驚くほどのスピードや力を余すところなく見せつけた。
映画では往々にして、その威力が誇張されることから、体長20フィート、体重5000ポンドのサメは、凶暴残虐な「人食い」動物だと恐れられている。だが、えさのために水中から飛び上がってきたこれらのサメが、普段周りの住民を理由なく襲う危険性はない。