ボアオ・アジアフォーラム2013年度年次総会が7日午前、海南省博鰲(ボアオ)で開幕した。中国の習近平国家主席は開幕式に出席し、基調演説を行った。8日付中国証券報が伝えた。
基調演説で、習近平主席は「我々は運命共同体という意識を強め、アジア・世界の共同発展を推進していくべきだ」とし、次のように述べた。第一に、変革・革新を果敢に行い、共同発展の促進に向け絶えず原動力を提供する。第二に、心を1つにして平和を守り、共同発展のために安全保障を提供する。第三に、着実に協力を深め、共同発展のためのルートを広げる。第四に、開放・包容の精神を堅持し、共同発展の推進に幅広い空間を提供する。
習近平主席はまた、「我々はアジアと世界の発展・繁栄の促進に力を入れる」と強調した。中国は今後5年間の輸入額の10兆米ドル達成を目指している。また、対外投資規模は今後5年間で5千億米ドルに達し、今後5年間の中国人の海外旅行者数は延べ4億人超になる見通しである。
「中国証券報」より 2013年4月8日