国防科技大学と中国中車唐山機車車両有限公司が開発を担当する新型リニア列車プロジェクト試作機のテスト運行が23日に成功し、時速が160キロ以上に達した。これは中国が中速リニア交通の重要技術を把握したことを意味する。
同車両は「固定子離散配置永久磁石リニア同期けん引+永久磁石・電気磁石ハイブリッド浮上」という技術を採用した。燃費が良くけん引効率が高く、設備の取替やメンテナンスが便利といった特長がある。けん引・サスペンションシステムの改善とアップグレードを通じ、モジュール化、軽量化、集積化などの面で一連の重要技術を把握した。すでに運営を開始している中低速リニア列車と比べ、浮上エネルギー消費量が20%削減され、けん引効率が10%向上しており、総合的な技術性能が世界トップクラスに達している。