「高度ゼロの飛行機」と呼ばれるリニア列車だが、世界で商業運行中のものは高速及び中低速が中心的だ。高速リニアは高速だが、システム・構造が複雑で、高コストで小回りが利かず、どこにでも線路を敷設できるわけではない。中低速リニアは構造がシンプルで小回りが利き、柔軟に線路敷設先を選べるが、けん引効率が低く速度が上がらないといった不足がある。
この高速・中低速リニアのメリットを兼ね備える新型リニア列車は、便利でスムーズでグリーンなレール交通ツールであり、都市圏間、中心都市・衛星都市間、大都市間の運行に適している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月24日