広西龍脊鎮の「背負いかごの先生」の変身記

広西龍脊鎮の「背負いかごの先生」の変身記。広西チワン族自治区龍勝各族自治県龍脊鎮江柳村ではかつて、毎日朝晩に1人の中年男性が籠を背負い、子供たちを連れて険しい山道を歩くという光景が頻繁に見られた…

タグ:広西 チワン族 自治区 貧困対策 先生

発信時間:2020-07-09 14:56:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 広西チワン族自治区龍勝各族自治県龍脊鎮江柳村ではかつて、毎日朝晩に1人の中年男性が籠を背負い、子供たちを連れて険しい山道を歩くという光景が頻繁に見られた。籠には子供のかばんや、歩きたがらない子供を入れていた。この男性は、江柳村翁江小学校で唯一の教師、余啓貴さんである。余啓貴さんは地元住民から「背負いかごの先生」と親しまれ、2014年に「全国模範教師」の称号を獲得した。

 

「背負いかごの先生」は現在、「自動車先生」になっている。近年、龍勝各族自治県は貧困対策において、村道の敷設と田舎の学校の建設に力を入れており、江柳村翁江小学校には2016年にコンクリート道路ができ、学校の環境も改善されている。2017年、余啓貴さんは車を購入し、籠を背負わなくなり、同じ方向の学生を自分の車に乗せて通学するようになった。

 

 写真はそれぞれ2013年2月と2020年7月に撮影された光景だ。

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