中国海洋石油集団有限公司(中国海油)深海工学緊急保守センターが1日、深セン市で設立された。この中国初の深海工学緊急保守センターは、海上油ガス田の緊急保守・保障能力を高める。
同センター(本部・深セン)は国家油ガスパイプライン緊急救援深セン隊によって建設された。海上油ガス田緊急保守・保障プラットフォームである同センターは、水深2000メートルで使用できる海洋パイプ緊急救援設備と通常緊急保守専用設備を200セット超所有する。
中国海油の執行副総裁で安全責任者の楊雲氏によると、「深海1号」大型ガス田、中国初の自営深水油田「群流花16-2」などの深海油ガス田の生産開始に伴い、深海パイプ、停泊システム、水中生産システムなどの深海設備の資産が400億元を超えている。これらが南中国海の複雑な海洋環境に置かれているため、中国海油のプロジェクト設備リスク予防及び緊急保守の能力を構築し、持続的に強化することは、海洋石油業界の安全生産の保証にとって非常に重要だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月3日