6月16日に打ち上げられ、各任務を終えた有人宇宙船「神舟9号」が今日10時ごろ、内蒙古自治区中部の草原にある主着陸場に無事に帰還した。宇宙飛行士3人の健康状態は良好だという。
中国宇宙飛行士科学研究訓練センターの研究員、着陸場システム医学的監督保護部門の副主任の劉建中氏は、「神舟9号の飛行時間は長く、宇宙飛行士が帰還後に地上の重力に慣れるまでには少し時間が必要だ。着地してから宇宙飛行士が外に出るまで、50~60分かかる」と明かした。
中国宇宙飛行士科学研究訓練センターは主着陸上で、主に宇宙飛行士の医学的監督保護を担当する。帰還後、まず宇宙船内で飛行士の健康状態をチェック、確認する。次に、飛行士が重力に慣れ、外に出るサポートをする。そして、宇宙船内の気体と微生物のサンプルを採取し、最後に宇宙服やラジオメーターなどを回収する。
温家宝総理が祝電を読み上げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年6月29日