貧困対策の移住で新居に住み、貧困扶助特別貸付で羊のビジネスに投資し、公益性の職につき増収を実現――青海省貴徳県常牧鎮切扎村の村人の万徳卡さんはこの5年間で貧困から脱却し、一家の暮らしが徐々に活気づいてきた。国民生活の幸福促進は中国の発展の根本的な目的だ。第13次五カ年計画期間(2016−20年)に、中国は人々の日増しに拡大する美しい生活の需要を絶えず満たした。14億人の中国人は共に豊かになる道をしっかり歩んだ。
脱貧困攻略戦に決定的な成果があった。2016−19年に5000万人以上の農村貧困人口が脱貧困し、全国の登録貧困世帯の1人平均純収入が2015年の3416元から2019年の9808元に増加した(年平均成長率は30.2%)。現在、全国の上下を挙げてラストスパートに全力を尽くし、現行基準の農村貧困人口の全員の脱貧困、貧困県のすべての貧困指定解除を保証している。
住民の生活の質が大幅に向上した。昨年の全国住民1人平均可処分所得は3万733元で、2015年より39.9%増加した。中所得者の規模が持続的に拡大した。昨年の全国住民エンゲル係数は28.2%に低下し、2015年より2.4ポイント減少した。家電が全面的に普及し、100世帯当たり自動車保有台数が35.3台となった。
社会保障制度が引き続き改善された。養老・医療・失業・労災・出産保険の加入者が持続的に増加し、保障性安居プロジェクトの建設推進のペースが上がり、2016−19年の全国バラック密集地改造の着工が計2157万戸に達した。
社会事業が繁栄・発展した。昨年の9年間義務教育の定着率は94.8%で、高等教育進学率は50%を超えた。生産年齢人口が教育を受けた期間は平均10.7年。国民の健康・医療衛生水準が絶えず向上し、住民の平均寿命が昨年77.3歳となった。
5カ年計画を青写真とし、全国の上下が引き続き奮闘し、中国経済・社会を新たな歴史の出発点からより光あふれる未来に向かわせることが期待されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月5日