中国は世界最大の製造業国の一つで、巨大な工業の基礎と整った製造能力を持ち、数多くの業界で大きな産業チェーン集積効果を形成している。また中国のサプライチェーンネットワークが発達し、数百の主要港及び空港と、整った物流輸送システムを擁する。世界各地と迅速に貿易を行い、世界の企業に効率的なサプライチェーンサービスを提供できる。これらの要因により、中国は重要なサプライチェーン協力パートナーになった。
スタッフが来場者に冷凍技術を紹介(中国網記者・李明艶撮影)
去年11月末に北京で開催される第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会(以下、サプライチェーン博)に出展した株式会社MARS Companyの大野正樹代表取締役は取材中、「サプライチェーン会場を訪れて初めて、多くの世界レベルの製造メーカーが集まったことに気づいた。活気づく雰囲気により中国が力を持つ国であり、流石は世界のサプライチェーンの中心であると強く実感した」と述べた。
「スーパー冷却」と超高速冷凍技術は、彼らが重点的に展示する内容の一つだ。彼らは他にも、DIPS超高速冷凍システムやSea Snow粉雪製氷システムなどの革新的な技術製品を展示。食品貨物、特に冷凍食品の加工、倉庫保管、長期輸送における品質問題の解消に最良のプランを提供した。
MARS Companyは、サプライチェーン博という舞台を利用し企業との交流を掘り下げ、中国市場での提携先を積極的に模索し、それを踏まえた上で世界範囲の協力を積極的に切り開こうとしている。
大野氏は、「当社の特長は冷凍技術の提供だ。この技術を中国の製造業に直接持ち込めば、そのコストを大幅に削減でき、製品に極めて高い競争力が備わる。私はこれを中国市場から世界各地に広めたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月27日