4日午後、2025年全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)の第1回「委員通路」取材が行われた。全国政協委員8人が登場し、分かりやすい言葉で科学技術、養老、食糧などの人々が関心を寄せる問題について回答した。
委員らの発言には、中国経済情勢や「一帯一路」共同建設に関するマクロな話題があれば、人型ロボットや農業科学技術イノベーションなどの産業の話題、それから都市更新やシルバー経済などの一般人が広く関心を寄せる民生の話題があった。すべての話題が人々の生活と密接に関係し、すべての考えが国家政策及び民生福祉に関わる深みのあるものと言える。
「委員通路」は単なる情報交流の通路でなく、全過程人民民主主義を示す通路でもある。委員は身近な変化と成果について語るか、未来への展望と期待を示す。分野や業界が異なっても、それぞれの考えと印象を結びつけ、民心と民意を伝える。人々は「委員通路」により、委員たちが関心を寄せる問題への理解をより深め、社会のホットスポットへの認識と理解を深めることができる。一問一答で、人々はより良く理解を促進し、共通認識を形成する。これはまた、実務的で高効率で民主的で開放的という全国両会の気風を示す。
今年の全国両会の会期中には、「部長通路」「代表通路」「委員通路」の各3回の取材が行われる。短い通路は中国式民主主義を観察する重要な窓口だ。ここでは国の「大ビジョン」と人々の「小さな目標」が重なり、施政方針と民生の向かう所が交わる。人々はそこから活き活きとした、立体的でリアルな全国両会を目にし、全過程人民民主主義の独特な魅力を深く感じることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月5日
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