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火星サンプルリターン、中国が2030年前後の実施を計画

中国網日本語版  |  2025-03-07

火星サンプルリターン、中国が2030年前後の実施を計画。

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発信時間:2025-03-07 15:06:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年の政府活動報告は、重大科学技術プロジェクトの組織・実施と事前の手配を急ぐことを提起した。全国人民代表大会(全人代)代表、中国航天科技集団の孫沢洲氏はこのほど取材で、中国は2030年前後に火星のサンプルリターンを実施すると述べた。

孫氏によると、火星は太陽系内で地球に最も近い惑星だ。中国はこれまで「天問1号」ミッションにより火星の周回、着陸、巡回探査を実施した。今後は「天問3号」ミッションにより火星のサンプルリターンを実施する。

孫氏は、「中国はこれまで4回の月上陸、1回の火星上陸、2回の地球外天体サンプルリターンの経験を蓄積しており、火星のサンプルリターンの実施の基礎を固めた。しかし火星が地球から遠く離れ、火星と月が大きく異なることから、依然として多くの挑戦がある」と述べた。

火星は月に最も似た惑星で、世界各国は火星探査を願っている。これは地球型惑星への認識を豊富にし、太陽系の形成と変化の理解を深める。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月7日

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