(13)科学技術体制の改革を深化させる。オリジナル革新、集約的革新、導入・消化吸収した上での再革新を奨励する体制・仕組みを確立し、より完全なものにし、技術革新に対する市場の誘導メカニズムを整備し、技術開発の方向、ルート選択、要素価格、さまざまな革新要素の配置における市場の誘導効果を発揮させる。産学研連携のイノベーションの仕組みを確立し、技術革新における企業の主体的な地位を強化し、大企業に革新の中核としての役割を発揮させ、中小企業の革新の活力を引き出し、応用技術の研究開発機構の市場化、企業化改革を推進し、国としてのイノベーション体系を築きあげる。
知的財産権の運用と保護を強化し、技術革新のインセンティブの仕組みを整え、知的財産権裁判所の設置を模索する。行政主導と部門ごとの縦割り制を打ち破り、技術革新プロジェクト、経費配分、成果の評価が主として市場によって決定される仕組みを確立する。技術市場を発展させ、技術移転の仕組みを整備し、科学技術型中小企業の融資条件を改善し、ベンチャー投資の仕組みをより完全なものにし、ビジネスモデルを刷新し、科学技術の成果の資本化、産業化を促進する。
科学技術の計画と資源を統合し、基礎的、戦略的、先端的な科学研究と基盤技術研究に対するサポート・システムを充実させる。国の重要な科学研究インフラ施設で規定により開放すべきものはすべて社会に開放する。イノベーション調査制度とイノベーション報告制度を確立し、公開された透明な国の科学研究資源管理とプロジェクト評価システムを構築する。
アカデミー会員の選抜と管理体制を改革し、学科の配置を最適化し、中・青年人材の比率を高め、アカデミー会員の定年退職と引退制度を実行する。