9月28日、第6回6カ国協議第二段階会議の団長会議および両国間会議が開催され、各国は共同声明の第二段階の行動を着実なものにする計画について協商を行った。
関係筋によると、団長会議は28日9時から始まり、各国は核施設の申告と「無能力化」について話し合い、中国は数カ国と両国間会議を行った。朝鮮と韓国、朝鮮と日本も両国間会議を行った。
アメリカ代表団のヒル団長はアメリカ側が会談の進展を認めていることを語った。「非常に複雑な技術性の問題についての検討を通じて、多くの進展を遂げた。今日(28日)は実り豊かな一日であった。細部までの検討を行えたからである」とヒル団長は語っている。
ロシア代表団のロシュコフ団長は「第二日の会談は順調に進展したが、各国はまだ共同文書の草案を作るところまではいっていない。朝鮮半島の非核化についての討論はまだ終わらず、自国の政府と交流を行う必要のある代表団もいくつかある。これらの問題の解決は非常に複雑なものであり、一致を達成するのは全く易しいことではない」と語った。
韓国代表団のチョン・ヨンウ団長によると、各国とも共同文書の完成を願っている。韓国は主席国に共同文書の草案を提出した。各国は将来における朝鮮半島核問題の方向性について意見を交わし合った。現在のところ存在する各国の立場のギャップについては、チョン・ヨンウ団長は「ギャップの存在は当然である。6カ国協議はこれらのギャップを縮めるために開催されたものである。しかし、各国は協議を到達させるという意欲を持っているので、こうしたギャップは、絶対に克服することはできないというものではない」と語った。
「チャイナネット」 2007年9月29日 |