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全人代の記者会見 李肇星報道官が初登場 |
発信時間: 2009-03-04 | チャイナネット |
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ロシア通信:2009年の中国の国防費予算の詳細を具体的な数字で示してほしい。 李肇星報道官:中国は断固として平和と発展の道を歩み、『国連憲章』や関連の国際関係のルールに基づいて国防整備を展開している。中国は一貫して国防費の規模を制御し、国防整備と経済発展のバランスのとれた発展の方針に照らして、合理的な国防費の割振りに力を入れている。 例えば2009年の中国の国防費は4806億8600万元で、2008年の予算実施費用より624億8200万元増え、増加率は14.9%、国防費予算は全国の財政支出予算の6.3%で、この数年に比べて少々下がっている。 2009年の国防費予算の増加は、主に兵士と仕官の生活レベルを引き上げるためである。中国の経済や社会の発展レベルに従って、国家公務員の収入や都市部と農村部の人たちの生活レベルは向上しており、これに応じて軍隊の手当てや補助金を調整して、軍人の生活レベルの向上を保障しなければならない。 そのほかにも軍隊の情報化整備の投入を拡大して軍事的変革に対応し、装備の増加や関連施設の整備に経費を増やして、情報化の中で軍隊の防衛能力を強化する。また災害救援やテロ対策、治安維持など、戦争以外の軍事行動での軍隊の緊急対応能力を強め、様々な脅威に対応し多様化した軍事任務をやり遂げる能力も引き上げて、四川省の汶川大地震の被災地における軍隊インフラ整備の再建を支持する。 中国政府は「予算法」と「国防法」に則り、国防費に関して厳格な財政割当制度を実施している。そして毎年の国防費の予算は、国の予算草案に組み入れられており、全人代で審査、可決される。中国政府は2007年から国連による軍事費の透明制度に正式に参加して毎年、軍事費支給の報告を国連に提出しているため、中国にはいわゆる隠された軍事費の問題は存在しない。 |
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