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楊部長:制裁はイランの核問題の根本な解決策ではない |
発信時間: 2010-03-07 | チャイナネット |
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第11期全国人民代表大会第3回会議は、7日午前10時から11時半まで、北京・人民大会堂の3階のある「金色ホール」で記者会見を開き、中国外交部の楊潔チ部長が中国の外交政策や外国との関係について記者の質問に答えた。
新華社:アラブ諸国との関係について。イランの核問題はいかに解決すべきだと考えているか。 楊部長:今年中に中国では、中国・アラブ協力フォーラムの第4回部長クラス会議が開催される、天津市を開催地に選んだが、天津は発展が著しく、中国の北の地方の最大の沿海開放都市である。ここで開催されるのは妥当なことだろう。 22カ国のアラブ諸国の外相と、アラブ連盟の秘書長がこの会議に参加することを歓迎し、中国の指導者が会見すると信じている。この会議は私たちの集団協力を促進し、中国とアラブ諸国との協力の全体レベルを高めるために重要な働きを果たすだろう。さらに中国とアラブ諸国との互恵友好関係をさらに固め、推進することにも自信がある。 イランの核開発問題では、中国側は国際の核不拡散システムを維持し、関係地区の平和と安定を維持することを主張してきたことを強調したい。そして私たちは、協議と交渉によりイランの核開発問題を平和的に解決することを主張し、そのために積極的に努力している。 率直に言えば、今、イランの核開発問題の解決は、多くの困難に遭遇している。しかし外交努力は尽きることがない。周知のように、圧力を与え制裁するのは、この問題を解決するための根本的な道ではない。各方面は外交交渉で解決するという大きな方向を堅持し、政治の智恵を発揮して、問題が全面的で合理、公正に解決されるよう願っている。 「チャイナネット」 2010年3月7日
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