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楊部長:21 世紀の中米関係の共通目標は地域や世界の平和と安定、発展と繁栄
発信時間: 2010-03-07 | チャイナネット

米CNN:国際社会には今、多くの重要な問題が、中米の協力と理解がないために解決できないでいる。しかし最近、一連の重要な米中関係の問題で、中米両国間に衝突と摩擦が現れ、両国の協力を妨げた。米国の米中関係の核心問題は人権を含むが、中国側は核心の問題を何だと考えているか。

外国人はよく中国の歴史や現状を理解していないと言われるが、最終的に外国人は中国を理解できると考えているか。また外国が中国に対して持っている最大の誤解は何だと考えているか。中国はどのような行動でこうした誤解を少なくしているのか。

楊部長: 21 世紀の中米関係の共通目標は、共に地域や世界の平和と安定、発展や繁栄のために努力しなければならないと考えている。これは世界や地域のためであり、両国国民の根本的な利益にも一致する。私は双方がこの点に対して明らかなことを望んでいる。 

中国の核心的利益や中国側の重大な関心について、米国側はとても明らかだと私は思っている。その上に「中米共同声明」と中米の3つの共同声明の中には、これに対して十分な記述があり、中米関係の敏感な問題や互いの核心利益、重大な関心を処理する原則を定めている。 

中国の原則上の立場は確固不動だ。同時に中国側は、中米関係が積極的に協力し全面的な方向に発展することを推し進めるために力を尽し、米国側も同様な努力をすることを望んでいる。

外国が中国の特有性と本当の国情を理解できるよう、そしてさらに一部の人が自らの色眼鏡と思考パターンを捨て、特にイデオロギーでの偏見を捨てるよう望んでいる。私は油絵が好きで、中国の水墨画も好きだ。しかし油絵の基準で中国の水墨画を鑑賞すると恐らく間違いが起こる。

「チャイナネット」 2010年3月7日

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