安徽省合肥市の安価賃貸物件プロジェクト「永和アパート」の第2期工事現場、作業員が工事を行う様子(2011年1月12日撮影)
第11期全人代・全国人民代表大会第4回会議と政協・中国人民政治協商会議第11期全国委員会第4回会議の「両会」がまもなく開催される予定だ。ネットではこの「両会」にどのような期待が寄せられているのだろうか。もっとも話題となっていることはなんだろうか。新華ネット、新浪ネットなどが連携して行った2011年「両会調査」の結果によると、ネットユーザーが最も注目を集めている「5大トピック」が明らかになった。それは、「保障性住宅」「収入の分配」「物価の安定」「腐敗への制裁」「就職の平等」である。3月1日15時現在、「両会調査」が準備した25のトピックに対し、合わせて100万の投票があった。一番獲得票が多かったトピックは順に以下の通りだ。「保障性住宅の建設を急ぎ、家がない人を減らすこと(8.08%)」、「富をきちんと割り当て、人々の収入をあげること(7.38%)」、「物価を安定させ、インフレを防ぐこと(6.57%)」、「腐敗を厳重に取り締まり、制裁を下すこと(5.87%)」、「職を増やし、就職チャンスの平等化を促進すること(5.49%)」。
2009年と2010年の調査結果を比較すると、「住宅」、「収入の分配」、「腐敗への反発」などは引き続き、人々の注目を集める話題となった。しかし、「保障性住宅の建設の促進」、「物価の安定とインフレの防止」、「就職の平等」などは新たな関心事となった。