中国国土資源部が23日に発表した最新のデータによると、中国は2011年、石油と天然ガスの確認埋蔵量が大幅に増加。石油の新規確認埋蔵量は前年比20.6%増の13.7億トン、天然ガスは29.6%増の7659億5400万立方メートルだった。
国土資源部によると、昨年新たに増えた石油の可採埋蔵量は前年比21.4%増の2.66億トンだった。新規確認埋蔵量が1億トンを超えた盆地は5か所、そのうち、オルドス盆地は4.43億トン増、タリム盆地は1.98億トン増、渤海湾盆地は1.97億トン増、ジュンガル盆地は1.95億トン増、渤海海域は1.37億トン増、新規確認埋蔵量はこの5か所で全体の85.5%を占めた。
国土資源部鉱産資源埋蔵量司の王少波副司長は、「第11次5カ年計画期間(『十一五』)における石油の新規確認埋蔵量は57.4億トン、年平均10%以上で増加した。2011年の新規確認愛憎量は13.7億トンに達したが、このペースでいけば、第12次5カ年計画の新規確認埋蔵量は『十一五』を上回るに違いない」と述べた。