中国両会:「安定の中で進展を図る」

中国両会:「安定の中で進展を図る」。

タグ: 経済成長,内需拡大,インフレ抑制

発信時間: 2012-03-04 17:19:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「消費は持続的経済成長の内発的動力だ。消費主導への移行には経済成長方式転換の成否がかかっており、改革の難関攻略の重点でもある」。遅福林委員は都市化における現在の最大の問題は農村からの出稼ぎ労働者2億5000万人の市民化であり、これは消費牽引における最も際立った問題でもあると指摘する。出稼ぎ労働者の市民化問題が適切に解決されれば、都市化を加速できるし、構造調整を促進し、サービス業の割合も拡大できる。

昨年1年間の努力によって、インフレ抑制は効果が出始めている。2012年も「物価安定」はマクロコントロールの主要課題の1つだ。「物価安定は庶民の切実な利益に関係し、庶民が真に実益を得る重要な道筋だ。物価が安定すれば人心も社会も安定する」。江蘇省政府参事室主任の宋林飛委員は「2012年も中国は輸入型インフレに持ちこたえ、解消し、過剰流動性などの圧力を緩和し、物価上昇圧力は昨年より軽減される。だが物価の絶対水準の引き下げの基礎はしっかりしていない」と分析する。

「安定の中で進展を図る」という全体的基調において、経済構造の戦略的調整の加速は当面の重要課題であるだけでなく、中国経済の持続可能な発展にも影響してくる。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年3月4日

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