工業情報化部部長:「タバコの値上げ規制」を検討中

工業情報化部部長:「タバコの値上げ規制」を検討中。

タグ: 工業情報化部,タバコの値上げ,税金,喫煙人口,両会

発信時間: 2012-03-12 10:16:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国人民代表大会の代表、工業情報化部の苗圩部長は、11日取材を受け、タバコの値上げ、タバコ税の引き上げについて検討中であることを明らかにした。

2006年、中国は世界保健機構 (WHO)の「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」(たばこ規制枠組み条約)に参加した。2007年、国務院は工業情報化部を中心とした「履行指導チーム」を設立した。

苗圩部長は、タバコの価格とこれに含まれる税金はもともとかなり高く、値上げによりどのような効果がでるか、試行を通じて広く意見を求めたいという。また、「タバコ規制」は厳格化する余地があると明言する。中国には3億5000万人の喫煙人口が存在し、この喫煙人口と喫煙量を以下に減少させるかが課題となっている。

今回の全国両会でも、一部の代表と委員から「タバコ規制」は討論の的になっていた。

「警告表示でさらに呼びかけを強化するべき」という意見に、苗部長は「ここ数年、『喫煙が健康を損なう』という警告表示はすでにタバコのパッケージの側面と正面に表示されている。これはWHOにおいてはやや上級よりの中級水準だ。目下、工業情報化部はタバコ警告表示を明確に規定する法律の制定を目指している。」と回答している。

関連ニュース:中国の喫煙者は3億2000万人で世界の3分の1

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月12日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。