北京市海淀区、頤和園に隣接した場所に神秘的な一画がある。それが中国共産党中央党校だ。1980年代の中央党校というのは、地図上には表記されず、電話の番号案内にも登録されない秘密機関だった。現在は、閉鎖式の学校運営から開放式の学校運営に転換し、中国共産党の幹部養成の最高学府として、毎年多くの省・部級幹部、及び、青年予備幹部を養成している。
毛沢東、董必武、胡錦涛、習近平…。この中央党校のように、党や国家の指導者が校長を務める学府は他にない。中国共産党中央党校の地位の特殊性は、新理論の構築という面にも現れている。「実践は真理を検証する唯一の基準」「依法治国」「平和的台頭」…。10数年来、それぞれの時代にとって重要な意義と影響力を持つ新理論の多くは、この中央党校から広まっていった。
確かに、中国共産党中央党校は伝説的な場所だ。
では、一体、どんなところなのか。中央党校にはどんな歴史があるのか。中国の発展に対してどんな役割を果たすのか。そもそも、どんな人物が入学できるのか。彼らはどんなことを学んでいるのか。
チャイナネットの記者が中央党学校への訪問取材を行う。
我々、チャイナネットの記者が中央党学校を取材します。皆様が最も知りたいと思う疑問をお寄せ下さい。我々、チャイナネットの記者がその答えを探し、中央党学校の神秘のベールを開きます。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月