中国教育省の袁貴仁副部長は、20日北京で、「2002年、中国共産党第十六回全国代表大会開催以降、中国政府は教育の公平を積極的に促し、都市部で働いている出稼ぎ労働者の子供の教育問題の解決に取り組んでいる」と述べた。
袁貴仁副部長はまた、「この5年、中国は各地で学校を開設或いは改築し、都市部で働いている出稼ぎ労働者の子供に就学のチャンスを提供してきた。また、その入学率を高めるため、各地の政府は予算を投入してきた」と述べた。
都市化と工業化プロセスの加速に伴って、大勢の農民が都市に入って働いている。統計によると、現在、中国では都市部で働いている出稼ぎ労働者の子供がおよそ4000万に達しているという。これらの子供たちの就学問題の解決は、中国政府にとって大きな課題の一つとなっている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年10月21日