唐家セン国務委員は9日午前、日本の冬柴鉄三・国土交通大臣、二階俊博・自民党総務会長と人民大会堂で会談した。
唐委員は「現在中日関係は一層の発展への良きチャンスを迎えている。中国は引き続き対日友好協力政策を遂行していく。双方が好機を捉え、戦略的互恵関係を適切に実際の行動に移し、両国関係が長期的で健全な安定した発展の軌道に乗るよう促していくことを希望する」と述べた。
冬柴・二階両氏は、両国の観光交流活動は満足のいく成功を収めたと指摘。中国側と共に努力し、日中関係の一層の発展と北京五輪の開催を契機に、協力を強化し、両国国民の友情の増進に多くの貢献をしていく意向を示した。
両氏は「中日3万人大交流」閉幕式への招待を受け来中した。
「人民網日本語版」2007年12月10日