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中日21世紀委閉幕、新提案を提出
発信時間: 2008-01-29 | チャイナネット

「新中日友好21世紀委員会」の第7回会合は28日、北京の釣魚台国賓館で2日間の日程を終えて閉幕した。双方の委員は福田首相の訪中の成果の実行、胡錦濤国家主席の訪日の成功の確保をめぐり、両国関係の長期的・戦略的・深いレベルの問題について、幅広く踏み込んだ意見交換を行い、中日関係の今後の発展について展望的・建設的な意見と提案を提出した。

日本側の小林陽太郎座長は総括発言で「日中関係は新たな春を迎えることに成功した。政治的な相互訪問は日に日に緊密化し、福田首相の訪中は無事成功を収め、両国はさらに大きな発展への歴史的なチャンスを迎えている。中日関係の長期的で健全な安定した発展の促進は、ハイレベル相互訪問だけに頼るべきものではなく、双方の委員は共に、これを基礎として青年・文化・防衛など各方面の交流を着実に発展させ、中日友好の春が続いてゆくようにすべきだと表明した」と述べた。

中国側の鄭必堅座長は総括発言で「双方は胡主席の今春の日本への国賓訪問が中日関係にとって重要かつ深遠な意義を持つとの認識で一致し、この訪問の成果と中日関係の長期的で健全な安定した発展の推進について、多くの価値ある意見と提案を提出した。主なものには、第1にアジア志向・世界志向の中日関係を構築する。第2に、中日関係の長期的で安定した発展の枠組と制度を構築・完備する。第3に、戦略的な相互信頼の強化、共通の戦略利益の開拓という2つのキーポイントを捉え、戦略的互恵関係を推進する。第4に、敏感な問題を適切に処理する――などが含まれる」と述べた。

▽「新中日友好21世紀委員会」

両国政府の諮問機関で、両国指導者間の合意に基づき03年7月に発足。今年末に日本で最後の会合を開き、両国政府に最終報告を提出する。

「人民網日本語版」2008年1月29日

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