国務院災害救助センターは「第2号公告」を発表し、各地の駅で足止めされている旅客の緊急対応に取り組むよう各地の鉄道部門に指示した。「中国新聞網」が伝えた。
同公告によると、連日にわたって続く雨と大雪は鉄道輸送に大きな影響をもたらしている。鉄道部門と各地の地方政府の奮闘により、自然災害が深刻だった京広線(北京―広州間)の南区間、滬昆線(上海―昆明間)の懐化―貴陽区間でほぼ正常な輸送能力を回復し、輸送秩序を取り戻してきた。一方で、悪天候が続いている一部の地域では依然輸送能力が十分に回復されていない。中国南部の地域ではここ数日、4回目の雪が降り出し、鉄道輸送の回復をさらに困難にしている。鉄道部門では広州地域の旅客輸送能力を最大限に増加できるよう積極的な対策に取り組んでいる。
同公告では鉄道部門に対し、▽足止め客の輸送問題を解決▽足止め客の生活を支援▽正常な切符購入と待合の秩序を維持――する対策に取り組んでいくよう指示した。
「人民網日本語版」2008年2月3日