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中ロ、宇宙軍拡防止条約案を共同提示 |
発信時間: 2008-02-13 | チャイナネット |
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中国とロシアはジュネーブ軍縮会議の全体会議で12日、「宇宙空間における兵器の配備、宇宙空間上の物体に対する武力の行使および武力による威嚇の防止条約」案を共同で提示し、宇宙の軍事化と宇宙における軍拡競争を防止し、宇宙の平和と安寧を守るために、交渉を通じて新たな国際法文書を締結することを主張した。 全体会議では、中国の李保東・駐ジュネーブ国連大使(スイスの国際機関における中国代表兼任)が楊潔チ外交部長からのメッセージを読み上げた。 楊部長はメッセージで「ジュネーブ軍縮会議は世界唯一の多国間軍縮交渉機関として、世界の軍備抑制・軍縮事業を促進する重任を担っている。中国はジュネーブ軍縮会議の各議題の作業を高度に重視し、積極的にこれに参加している。宇宙における軍拡競争の防止は、その重要な議題の1つだ」と指摘。「宇宙の軍事化と宇宙における軍拡競争を防止し、宇宙の平和と安寧を守ることは各国の共通利益に合致する。国際社会はこれについて新たな法文書を制定し、現有の宇宙法体系を強化する必要がある。国連総会はすでに20数年連続で圧倒的多数で決議を採択し、宇宙の軍拡競争を防止するための多国間協定の締結交渉において、ジュネーブ軍縮会議は主導的役割を発揮すべきだと重ねて言明している」と強調した。 楊部長はさらに「こうした考慮に基づき、中国とロシアは『宇宙空間における兵器の配備、宇宙空間上の物体に対する武力の行使および武力による威嚇の防止条約』案を共同起草した。ジュネーブ軍縮会議が同案についてできるだけ早く実質的な討議を行い、合意を形成することを希望する。中国はジュネーブ軍縮会議の全加盟国と共に、このために努力していく意向だ。加盟国の共同努力の下、今年のジュネーブ軍縮会議で前向きの進展が得られることを希望する」と述べた。 「人民網日本語版」2008年2月13日 |
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