胡錦涛国家主席と中国を訪問中の米国のライス国務長官が2月26日、人民大会堂で会見を行った。その中で胡錦涛主席は、「2008年は中米関係にとって非常に重要な1年である。中国は米国と共に努力し、長期にわたって戦略的な角度から両国関係をとらえ、建設的な協力関係の主な方向を堅持し、対話と協商を強化する。そして相互理解や信頼を増やし、共通認識と協力がさらに拡大することを願っている。互いの重要な利益、特に台湾問題を慎重に取り扱い、『台湾独立』の分裂勢力による危ない行為を断固として抑え、台湾海峡とアジア・太平洋地域の平和と安定を維持し、中米間の建設的な協力関係の持続的かつ健全な発展を確保するために努力していく」と語った。
ライス国務長官は、「台湾当局による『国連加盟を問う住民投票』との問題について、米国は何度も立場を明らかにしているが、この投票は実施するべきではないと考えている」と語った。
「チャイナネット」 2008年2月27日