中国中央機構編制委員会弁公室の責任者は、このほど、行政管理体制や機構改革について記者会見を開いた。
この責任者は、記者の質問に答え「新しい情勢の下で、実施中の行政管理体制には、不適切な点がある。中でも、政府機能の転換が十分でないことや、機構設置の不合理といった問題点がある。そこで、行政管理体制の改革を進めなければならない」と述べた。
11日に明らかになった国務院の機構改革案では、新たに工業・情報部、交通運輸部、人材資源・社会保障部、環境保護部、住宅・都市農村建設部の5つの省が新設されるが、この責任者によると、機能の転換や組織の明確化、構造の最適化それに、効率の向上が機構改革の指針だということである。(翻訳:コオリ・ミン)
「中国国際放送局 日本語部」より 2008年3月12日