李源潮・中国共産党中央政治局委員（中央書記処書記、中央組織部部長）は24日、中国人民外交学界の招待で中国を訪れた日本の中川秀直・元自民党幹事長（衆院議員）らと人民大会堂で会談した。

  李委員は「胡錦濤主席が近く日本を公式訪問するが、これは中日関係の新世紀における一層の発展を推進する上で非常に重要な意義を持つ。双方が共に努力し、訪問を無事成功させることを望む」と表明。中日関係の改善・発展の推進における中川議員の積極的な役割を高く評価した。また「中日関係は現在すでに新たな歴史の出発点に立っている。両国は好機を捉え、平和共存・世々代々の友好・互恵協力・共同発展の方向への中日関係の健全な発展を共に促していくべきだ」と強調した。

  中川議員は、胡錦濤主席の日本訪問に日本の政府と国民が期待していることを表明。「日中関係の改善は両国国民の共通利益に合致するだけでなく、地域ひいては世界の平和と安定にも多大な役割を果たす」と述べた。 

  「人民網日本語版」2008年3月25日